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BRAND CONCEPT


ときを纏い、痕跡をつなぐ。


FUKUBORIは、服を単なるモノではなく、時間を纏う存在として捉えています。
生地の風合い、縫い目の一本一本には、作り手の知恵や技術、時代の流れが刻まれている。

私たちはそれを「編集」し、過去の物語を未来へつなぐ架け橋として再構築します。
それは、ただの復刻ではなく、受け継がれた価値を今の時代に呼び戻す行為。
時間とともに深みを増す服を、あなたの日常へ。

FUKUBORI

BRAND POLICY

  1. 全ては生成り色のみで構成される。
  2. 身頃裏には格子のプリントを施す。
  3. 破壊と探求の元に作り出される。

【全てのアイテムは生成り色のみで構成される】
ブランドコンセプト
〈編集はするがデザインはしない〉
に基づいていると共に、パタンナーであるという事にも拘りを持って取り組んだ結果。
生成り色は制作に伴う仮縫いの際に使用するtoile(トワル)と呼ばれる粗布を連想する。
そんなtoileのイメージを取り込みつつ、徹底的に作り込む。

【身頃裏には格子のプリントを施す】
裁断前の生地の段階でプリントを施す事で地の目と呼ばれる生地の方向を確認する事が出来る。
製品の質を担保する上では一見必要ない仕様ではあるものの、ブランドとしての根幹を支えてくれる重要な要素の一つ。

【破壊と探求の元に作り出される】
デザインはしないという覚悟を、敬愛するVintageアイテムが現実にしてくれる。
だからこそ、徹底的に探究した上でわずかばかりの編集をする。
それがパタンナーであり、探求者である私たちのやり方。

ITEM

編集のプロセス

解体・研究 → ビンテージウェアの構造を分析する
選択・編集 → 受け継ぐ部分と、新しくする部分を判断する
再構築 → 今の時代にふさわしい形に調整し直す。

良い服とは何か?

縫製が綺麗であること、着心地が良いこと、洗練されたデザイン、優れた機能性――「良い服」を語る要素は人それぞれ。
しかし、FUKUBORIが追い求める“良い服”の真髄は、深い思考と熱い想いから生まれる一着であると考えています。

もちろん、着心地の悪さや雑な縫製を良しとしているわけではありません。
むしろ、それらは当たり前の品質として追求しつつ、どんな想いや意図を込めて作られているかが重要だと捉えています。
たとえば、縫い目が細かいほど高級とされる場合もあれば、デニムの世界ではあえて幅を広げることで独自の風合いや世界観を表現することもあります。
それは単なる妥協や安物の証ではなく、製作者のこだわりが形になった結果なのです。

ヴィンテージウェアをサンプリングし、あえてランダムな縫製を施した製品もあれば、体型に合わせて着心地を追求する仕立てもある。
外から見える“良し悪し”は千差万別で、数値的な基準や常識だけでは測りきれません。
だからこそ、服作りに込められた想いが在ることが、良い服である条件であると私たちは信じています。

Don't the design, Do the edit.

服は一見すると表面的なファッションアイテムのようですが、実は深い洞察を要する側面もあります。
「オタクも黙らせる」そんな奥行きのある物づくりを約束します。

FUKUBORI REPORT

OUR PRODUCT

現在製品開発中です。